院長ブログ

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ブログ記事一覧

2017.07.11

歯を削る機器の感染防止、滅菌について

先日、歯を削るドリルを取り付けるハンドピース(手に持つところ)を患者さんごとに滅菌していない医院が半数あるとの報道がありました。このような報道は34年前にもありました。この件について患者さんからも問い合わせがありましたので、院内にも掲示していますが、ホームページにも記載しておきます。このような機器を患者さんごとに滅菌することは、あまりに当たり前のことなので普段は大々的に掲示していません。

当医院では最初の報道よりも随分と前からこれらの機器を患者さんごとに滅菌しています。さらに、報道では歯を削る機器とありましたが、歯石を取るための超音波スケーラー(写真右端)も先のチップだけでなくハンドピースを含めて滅菌しています。

ハンドピースは5種類あるのですが、だいたい1日に5060人の患者さんが来られますので、それぞれ20本くらいを用意して昼休憩の間に滅菌しています。かなり本数が多いので、2台ある高圧蒸気滅菌器はフル稼働しています。スタッフにとってはかなり手間の掛かる仕事でありますが、患者さんを感染から守るためにアタリマエのこととして行っています。

そして、実はこのような滅菌システムは患者さんの安全のためだけでなく、機器にとっても良いことなのです。数少ないハンドピースを連続使用すると、故障が多くなると言われています。当医院ではハンドピースの故障は1年に1本あるかないかです。

このように患者さん、医院の双方のためになることがなされずに、歯科全体のイメージを悪くするような報道ばかりされるのは残念なことですね。

2017.07.06

歯医者のオリンピック?出場依頼

国際歯科大会の講演依頼がやってきた!


国内外の著名な先生方が多数講演される会ではあるものの、学会でも何でもなく一出版社の主催する講演会であり、これに出たからって「患者さんにとって良い歯医者」というわけでもない。でもこの4年間、読者の先生たちのために誌面を通じて情報発信してきた內容が認められたと思って喜んで講演させてもらおう。

  今回で3回目の出場だが、何歳まで出られるか??まるでオリンピックみたいだ。

2017.07.04

矯正用インプラントの世界大会

7/2−4、日曜と月曜に、神戸国際会議場で行われている第9回世界インプラント矯正会議と近畿東海矯正学会の学術大会に行ってきました。

矯正の学会に参加するのは初めてですが、最近は矯正の先生から矯正用のミニインプラントを入れるご依頼をいただいたりとか、自院でも小矯正にインプラントをもちいたりしていますので、全く違和感なく話を聴くことができました。

矯正用のミニインプラントをもちいることで、これまでとても複雑な装置を必要とした矯正治療が簡単に行えるようになるとともに、治療期間も短くすることができ患者さんの負担を減らすことができます。

私が専門に行っているインプラント治療を受けられる患者さんは、歯を失ったことにより周りの歯がおかしな位置に移動していたりすることで、インプラントの前に矯正を必要とすることが多いので、今回の学会参加はとても勉強になりました。今後の治療に役立てたいと思います。

 

◆◆ 事前に矯正を行った治療例 ◆◆

下の奥歯にインプラントを希望されましたが、長い間そのままになっていたため、上の歯が下へ移動しています。このままではインプラントに歯をつけることができません。

矯正用のミニインプラントをはぐきに埋め込み、ゴムの力で飛び出した歯を歯ぐきの中へ埋めていきます。矯正中はほとんど痛くないそうです。

矯正がほぼ終わったところ。上の写真に比べて飛び出した歯が戻っていることがわかります(もちろん歯は削っていません)。後戻りしないよう一時的に隣の歯と固定しています。その間に下にインプラントを埋め込みました。

治療終了時の状態。

インプラントをする前に矯正をすることで、他院で不可能と言われた部分にもインプラントを入れることができ、ちゃんと噛めるようになりました。

※この患者様には書籍やホームページへの掲載許可を頂いております。

2017.06.26

歯周病でお悩みのみなさんのために

この土日は、大阪国際会議場で行われた日本臨床歯周病学会の年次大会に参加してまいりました。

当院からは私の他に衛生士4名が参加し、2日間朝から夕方までみっちりお勉強してきました。

2017.06.05

コンピュータをもちいたインプラントの講演

昨夜(6/1)はITIスタディクラブ大阪(世界的なインプラントネットワークの勉強会)の例会で講演をさせていただきました。內容は、CTと診断ソフトを用いてインプラントの位置を決定し、その位置へ正確に入れるためのコンピューター支援手術の有効性と注意点についてです。近年、歯科の世界ではデジタル化が著しく、インプラントも例外ではありません。私は大学院でこのコンピュータ支援による安全、安心なインプラント手術を研究していましたので、その内容も交えながらお話させていただきました。会場には阪大の先輩方や大阪大学前教授の前田先生もおられたため、ちょっと緊張しましたが、おそらく言いたいことは伝わったのではないかと思います。

そして、帰りは大雨。傘を持っていなかった私はびしょ濡れで帰りましたとさ。

あいにく写真はありません。

2017.06.05

骨をつくる、歯ぐきをつくる

6月3〜4日、東京で開催されたオステオロジーシンポジウムジャパン2017に参加してきました。

主催のオステオロジー財団とはインプラント治療や歯周病治療における再生医療の研究、教育を推進する財団です。

今回は「口腔顎顔面再生療法における最先端治療」というテーマで行われました。簡単に言うと、「歯周病で骨がなくなった」「インプラントをしたいが骨がない」等の場合に骨を再生させる、また歯を失うと歯茎もなくなり、「見ためが悪い」とか「歯磨きしにくい」といった場合にいかにして再生させるかという內容です。

当医院でもそういった治療は日常的に行っていますので、そういった悩みのある方はぜひご相談ください。

2017.05.08

世界のインプラント事情を求めて

ITI World Symposium

 例年とくに予定のないゴールデンウィークにスイスのバーゼルで開催されたITI World Symposiumに参加してきました。ITIとは1980年に設立されたThe International Team for Implantologyの略で、インプラント歯学における研究、教育を行う専門家のネットワークです。3年に1度行われるワールドシンポジウムには世界中からインプラント専門医が集まり、現在のインプラントの治療技術、研究結果、新しいテクノロジーについての議論がかわされます。


今回のテーマは ”Key factors for long-term success”「インプラント治療を長期に渡り成功させるための鍵となる要素」です。そう、現在のインプラントはうまくいって噛めるようになることは当たり前であり、いかに長持ちさせるかということが話題なのです。


ところで、このバーゼルという町はチューリッヒ、ジュネーヴに次ぐスイス第三の町で、スイス、フランス、ドイツの国境が接する所に位置しています。市街地はライン川をまたぐように広がり、その最終地点ということで古くから商業も栄えていた街だそうです。美術館や博物館も多い文化的な街ですが、タイトな日程での参加のため観光には行けませんでした。

町には路面電車がたくさん走っていて、観光客は何度でも無料で乗れます。学会が終わってからはこれを使って食事や買物に行きました。

季節外れのチーズフォンデュを探し求めてやっとたどり着きましたが、うーん正直お味の方は微妙でした。お店が良くなかったのか。。。。。

2017.04.25

恩師の退官記念

4月23日(日)に、私が学生時代からつい最近の大学院時代までご指導いただいた大阪大学大学院歯学研究科の前田芳信教授の退官記念シンポジウムならびに祝賀会に参加してきました。前田先生には大学院での学位論文や英文雑誌への投稿のご助言をいただいたり、インプラント学会のシンポジウムへのご推薦くださったりと大変お世話になりました。

歯科界において多くの功績を残された先生であり、祝賀会には著名な先生方がたくさんお祝いに来られていました。また、第2補綴学室の同期や諸先輩方とも再会することができ、楽しい1日となりました。

前田先生、これからも新たな世界でのご活躍を期待しております。

2017.04.01

歯ぐきにも美しさと健康を(キレイな前歯とキレイな歯ぐき)

昨年末の話ですが、中田光太郎先生らとともに執筆した歯周形成外科の本が出版されました。歯周形成外科とは病的あるいは見た目(審美性)に問題のある歯ぐきを、機能的で美しい歯ぐきに変える手術です。

 よく審美治療と言われますが、セラミックの歯をいれるだけの審美治療では本当の審美性を得ることはできません。唇や歯肉を含めたトータルな診断と歯周形成外科のテクニックが必要不可欠です。


もちろん当医院の症例も掲載されています。

同じような悩みを抱えている患者様はぜひご相談ください。

 

【当院で行った治療例】

《治療前》

他院にて審美治療として前歯を治療された患者様が来られました。

患者さんは歯の形や色に加えて、歯ぐきの色やラインが左右非対称で、

さらに見えすぎることを気にされていました。

 

《治療後》

写真には出せませんが歯周形成外科を行って、歯ぐきの形を整えてから前歯4本にセラミックの歯を入れました。患者さんのご希望により、やや白めの歯としています。歯と歯ぐきが調和し、自然な見た目を回復しました。患者様にはたいへんご満足いただけました。

※この患者様には書籍やホームページへの掲載許可を頂いております。

2016.06.10

専門医によるインプラント治療と専門衛生士によるメインテナンス

本年2月に合格した、日本口腔インプラント学会の口腔インプラント専門医認定証が届きました。日本口腔インプラント学会とは1986年に発足し、現在12,000人以上の会員が在籍する学会であり、インプラント系だけでなく歯科系の学会で日本最大の会員数を持つ学会です。この学会の専門医を取得するためには、単に講習会を受講するだけではありません(そのような学会もあるらしいですが)正会員歴5年以上、指定研修施設にて2年以上の研修を修了した会員で、前年度までにケースプレゼンテーション試験に合格している事が条件です。また、試験は筆記試験と治療後3年以上経過している20症例の資料を提示したうえで口頭試問を受けるものです。また、学術論文のを一つ以上書いていることも条件になります。一般開業医にとって非常に高いハードルですが、20年近くインプラント治療に携わっている証として、患者さんに安心してインプラント治療を受けていただくために取得しました。

一生ものの歯科医師免許とは異なり、5年更新ですので必ず研鑽を続けなければならないことがモチベーションアップにもつながります。

当院では、昨年歯科衛生士がインプラント専門衛生士に認定されていますので、治療からメイ
ンテナンスまで専門的な知識と技量、経験を持ちあわせた者が担当いたしますので、インプラント治療をご希望の患者様はどうぞ安心して お気軽にご相談ください

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